透析中でも旬の食材を楽しもう! ~冬の野菜・果物編~ - 透析食.com
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2021年1月8日

食べ物・飲み物

透析中でも旬の食材を楽しもう! ~冬の野菜・果物編~

透析食.com 酒井彩花

1月になり、厳しい寒さが増してきました。
冬になると温かい料理が食べたくなりますね。
夏野菜は体を冷やす作用があり、冬野菜は体を温める作用があるものが多いといわれています。
これは血行を良くするビタミンE、鉄分の吸収を良くするビタミンCが多く含まれるためです。

今回は寒さ対策やかぜ予防になる冬の野菜・果物について紹介します。

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エネルギー
(kcal)
水分
(ml)
たんぱく質
(g)
カリウム
(mg)
リン
(mg)
塩分
(g)
大根(根)

18

94.6

0.5

230

18

0.0

大根(葉)

25

90.6

2.2

400

52

0.1

白菜

14

95.2

0.8

220

33

0.0

小松菜

14

94.1

1.5

500

45

0.0

蓮根

66

81.5

1.9

440

74

0.1

ブロッコリー

33

89.0

4.3

360

89

0.1

みかん

43

87.8

0.5

130

12

0.0

※女子栄養大学 監修「栄養Pro」から引用しています。
大根の葉、小松菜、蓮根、ブロッコリーはカリウムが多いのがわかります。

カリウム含有量

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透析患者さんに気をつけていただきたいこと、より美味しい食材の選び方、また透析食.comの中からおすすめのメニューなどを紹介します。

大根

大根は根が淡色野菜、葉が緑黄色野菜という2つの要素をもっているため、根と葉では含まれている栄養成分に差があります。
特にカリウムの値に差があり、葉には根の約2倍のカリウムが含まれています。
カリウムは茹でこぼしを行うことで減らすことができます。
ほかにも根には食べ物の消化を助けてくれるアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの消化酵素が含まれており、胃腸の働きを整えてくれるので、食べすぎたときにおすすめです!
葉には抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンC、血行を促進するビタミンEが根に比べて豊富に含まれています。
大根はおでんなどの鍋料理に欠かせない食材ですが、煮汁がしみこんだ大根には塩分も多く含まれています。
食べすぎないように気をつけましょう。

美味しい大根の選び方

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おすすめレシピ

【大根のドレッシング和え】

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レシピの詳細は▼こちら▼

◆栄養成分◆
エネルギー:18kcal
タンパク質:0.7g
カリウム :133mg
リン   :18mg
塩分   :0.6g

<ポイント>
栄養が豊富な大根の葉を活用した和え物です!

白菜

白菜は他の野菜に比べるとそれほどカリウムは多くありません。
白菜も鍋料理に欠かせない食材ですが、ついつい食べすぎてカリウムの摂りすぎになることもあります。
水分が多い白菜を煮込むと水分が抜け出てカサが減るので、思ったよりもたくさん食べてしまうためです。
鍋の煮汁にはカリウムが溶けだしていますので、飲まないようにしましょう。
また白菜には抗酸化作用のあるビタミンCが豊富に含まれており、かぜ予防の効果が期待できます。

美味しい白菜の選び方

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おすすめレシピ

【白菜のごま炒め】

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レシピの詳細は▼こちら▼

◆栄養成分◆
エネルギー:110kcal
タンパク質:5.6g
カリウム :193mg
リン   :77mg
塩分   :0.6g

<ポイント>
ビタミンCが含まれている白菜と、ビタミンB1が含まれている豚肉を使ったレシピです。免疫力アップ、疲労回復の効果が期待できます♪

小松菜

小松菜はカリウムが多いです。茹でこぼしなどでカリウムを減らすようにしましょう。
また小松菜にはカルシウムが豊富に含まれており、100gあたりで比べると牛乳より小松菜の方がカルシウム量が多いです。

ほかにも抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンC、貧血に効果がある鉄分が含まれています。

美味しい小松菜の選び方

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おすすめレシピ

【鮭の葱ソースかけ】

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レシピの詳細は▼こちら▼

◆栄養成分◆
エネルギー:226kcal
タンパク質:17.1g
カリウム :378mg
リン   :265mg
塩分   :0.8g

<ポイント>
野菜に含まれているカルシウムは吸収率が悪いですが、ビタミンDが含まれている鮭と一緒に食べるとカルシウムの吸収率がアップするのでオススメです!

蓮根(レンコン)

蓮根はカリウムが多いです。茹でこぼしなどでカリウムを減らすようにしましょう。
抗酸化作用のあるビタミンC、疲労回復に効果があるビタミンB1、腸内環境を整える食物繊維が含まれています。
蓮根のビタミンCは加熱しても主成分のでんぷんに守られていて壊れにくいといわれています。

美味しい蓮根の選び方

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おすすめレシピ

【牛肉のオイスター炒め】

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レシピの詳細は▼こちら▼

◆栄養成分◆
エネルギー:293kcal
タンパク質:17.8g
カリウム :403mg
リン   :207mg
塩分   :1.3g

<ポイント>
鉄分の吸収率をより上げるためには、ビタミンCやたんぱく質と同時に摂取すると良いです。牛肉には鉄分とたんぱく質が含まれているので、ビタミンCを含む蓮根との組み合わせがgood!
鉄分の吸収率アップで貧血予防になります。

ブロッコリー

ブロッコリーはカリウムが多いです。茹でこぼしなどでカリウムを減らすようにしましょう。
ブロッコリーには抗酸化作用のあるビタミンCが野菜の中でも特に多く含まれています。100gあたりで比べるとレモンよりブロッコリーの方がビタミンCの量が多いです。

抗酸化作用のある食材は、動脈硬化を予防する働きがあります。
透析患者さんは血管の石灰化などにより動脈硬化を起こしやすくなっていますので、ぜひ摂っていただきたい食材です!

美味しいブロッコリーの選び方

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おすすめレシピ

【ブロッコリーのカニあんかけ風】

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レシピの詳細は▼こちら▼

◆栄養成分◆
エネルギー:47kcal
タンパク質:4.4g
カリウム :131mg
リン   :64mg
塩分   :0.6g

<ポイント>
ビタミンCが含まれているブロッコリーとたんぱく質の卵を一緒に食べると免疫力アップが期待できます。

みかん

みかんに含まれているカリウムはそれほど多くはありません。
しかし、つい2つ3つと食べすぎてしまうとカリウムの摂りすぎになりますので、1日に食べる量は中サイズ1個までにしましょう。
ほかにもビタミンAやビタミンCが豊富に含まれていて、かぜ予防の効果が期待できます。

美味しいみかんの選び方

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冬野菜はカリウムが多い食材もありますが、ビタミンや鉄分も豊富です。
これらは体を温めて、免疫力をアップさせるのに効果的な栄養素です。

冬が旬の食材を食べて、厳しい寒さやかぜから体を守りましょう!

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