2020年5月26日
クイズ今回は透析患者さんにとって必要な食事管理の一つ【塩分】について、クイズ形式でご紹介します。
減塩になるのは?
気になる食事管理のポイントと一緒に学んでいきましょう!
分量 (g) | エネルギー (㎉) | たんぱく質 (g) | カリウム (㎎) | リン (㎎) | 塩分 (g) | |
---|---|---|---|---|---|---|
濃口醤油 | 6 | 5 | 0.5 | 23 | 10 | 0.9 |
薄口醤油 | 6 | 4 | 0.3 | 19 | 8 | 1.0 |
『濃口』の方が塩分が多く、『薄口』の方が塩分が少ないように思われがちですが、『濃口』『薄口』は醤油の色の濃さを表しており塩分量とは関係ありません。
濃口醤油には約14.5%、薄口醤油には約16%の塩分が含まれており、薄口醤油のほうが塩分が多いです。
表では小さじ1杯(6g)当たりの塩分量を出しています。
小さじ1杯(6g)では0.1mgと差はあまりないように思いますが、醤油は様々な料理に使用されますので、使用頻度が多いと塩分の取りすぎにつながります。
漬物は塩分を多く含むイメージがあると思いますが、漬け込むときの塩分濃度の違いで塩分量が異なります。
キムチはピリ辛ですが、塩分量は少ないです。
公開日:2021-02-09
公開日:2021-01-20
公開日:2020-07-08
分量
(g)
エネルギー
(㎉)
たんぱく質
(g)
カリウム
(㎎)
リン
(㎎)
塩分
(g)
梅干し(塩漬け)
10
2
0.1
15
2
1.9
キムチ
10
5
0.3
34
6
0.2
塩やみそを多く使っている漬物(梅干し、古漬けなど)は塩分濃度が高いです。
そのため長期保存にも優れており、お弁当の中によく添えられています。
味の濃いコンビニ弁当に添えられた漬物を食べることで塩分過剰を招いてしまいますので注意が必要です。
しかし少ないからといって食べ過ぎてしまうと、塩分摂取量が増えてしまいます。
今回のクイズ(塩分編)はここまでです!
まとめ
体重増加率を適正に保つため、食品に含まれる塩分量を知り上手に減塩をしていきましょう!
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